〔ちょっとリッチなバスの旅♪〕包まれる安心感のあるシート、その名は「コクーン」【ウィラーエクスプレス】

従来の高速バスのイメージを覆すような、「これを知ったら乗りたくなって堪らない」バスを紹介。
第3回はウィラーエクスプレスのコクーン。このバスの座席はシェルに囲まれた、まさに繭の中にいる感覚になります。

黒いシェルに囲まれた座席

コクーンの特徴はいくつもあります。まずは横2列シート。定員は19名で、一般的な観光バスタイプと比較すると半分以下です。
下の写真のように黒いシェルで座席が囲まれているのも特徴で、個室のような空間が生まれます。

コクーンの車内。黒の「繭」が並んでます。
コクーンの車内。黒の「繭」が並んでます。

とはいえ、このシリーズの読者なら「2列で19名って多くないか?」と思われる方もいるかもしれません。今まで紹介してきたバスは12~16名の定員でした。
そこが3つ目の特徴、座席が正面に対して斜めになっていることです。

座席の様子。斜めに配置しているから後には誰もいません。
座席の様子。斜めに配置しているから後には誰もいません。

この配置によって、横2列タイプでありながら、前後は観光バスとほとんど変わらない10列を並べることができ、各座席も前後に余裕のある空間を確保しています。
リクライニングも後の人に干渉しないから、気兼ねせずにフルに倒せます。

座席をバスいっぱいに配置しているため、化粧室はありません。各休憩ポイントでお手洗いを済ませておきましょう。

実際に座ってみた

いよいよシェルの中へ。そこには様々な仕掛けがコンパクトにまとめられていました。
モニターは全席配備。映画や音楽を楽しむことができ、長旅でも退屈することはなさそう。パーテーションがしっかりあるから、周りの人々が見ている映像も気になりません。

テーブルは折りたたみ式。手前に広げればノートパソコンも置けるかも。コンセントもあるから携帯電話などの充電にもばっちり使えます。

座席の前面。モニター、テーブル、コンセントがコンパクトに配置。
座席の前面。モニター、テーブル、コンセントがコンパクトに配置。

座席のリクライニング系はレバー2つとボタン1つ。レバーは窓側にあり、背もたれとレッグレストが調整できます。ボタンは座面の調整。倒すとゆりかごのような格好になります。140度のリクライニングはだいぶフラットに近い状態。後が気にならないからフルで機能させちゃいましょう。

窓側の足もとの空間には靴や小さいバッグが置けます。
さらにミラーもパーテーションに隠れています。お化粧も他人には見られずに済ますことができます。

座席にある説明書。いろんな機能が備わっているので、乗車の際はぜひご一読ください。
座席にある説明書。いろんな機能が備わっているので、乗車の際はぜひご一読ください。

気になるのは座席の広さ。シェルの中、実は余裕があります。私は恰幅がとてもよいのですが、それでもまったく気になりません。身長175センチくらいの人であれば窮屈さは感じなさそう。足も十分に伸ばせます。何よりシェルに護られる安心感があります。
リクライニングの角度も十分。気兼ねせずに背もたれを倒せるのってストレスがなくていいですね。

フルリクライニングしてリラックスしています。シェルに包まれて落ち着きます。
フルリクライニングしてリラックスしています。シェルに包まれて落ち着きます。

運転に対するこだわり

ウィラートラベルでは快適な高速バスでの旅を提供するために、揺れに気をつけているとのことでした。特に発生しやすいのは、高速道路上での車線変更。7秒以上かけて車線変更をする乗務訓練などを実施しているのだとか。
このような話を聞くと、安全で快適なバスの旅もよりいっそう楽しめますね。

今回の取材はウィラートラベルの車庫にお邪魔しました。うしろの観覧車は葛西臨海公園。
今回の取材はウィラートラベルの車庫にお邪魔しました。うしろの観覧車は葛西臨海公園。

東京~名古屋と東京~大阪で運行中。予約はお早めに!

コクーンを利用される方は20~30代のビジネス客が多めなのだとか。高速バスで移動しつつ、少々高くてもプライベートな空間もきっちり確保したい、というユーザー層に支持されているようです。
東京(ディズニーリゾート・新宿・池袋)~名古屋と、東京(ディズニーリゾート・東京駅)~京都・大阪(梅田・なんば)で運行しています。予約は乗車日の3ヶ月前から。金曜や土休日はいつもほぼ満席になるので、予約は早めがおススメです。

©ゼンリン

時刻/運賃等の詳細はウィラートラベルのホームページへ

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