【マイフローラ号(東京~徳島)】定員はたったの12人!争奪戦必至の超豪華バス!〔新連載:ちょっとリッチなバスの旅♪〕

さぁ、高速バスの旅に出ましょう。…といっても、「窮屈なのは苦手」といういイメージが方もいらっしゃるのではないでしょうか。 今回からはじめた「ちょっとリッチなバスの旅♪」では、従来の高速バスのイメージを覆すような、「これを知ったら乗りたくなって堪らない」バスを紹介していきます。 第1回は「マイフローラ号」。車内はホテルの世界。バスなのに、です。

国内では超レア!?車内が「○○厳禁」の高速バス

さっそく車内を見学、と思ったら「こちらでお履物をお脱ぎください」との貼り紙。そうなんです、このバスは土足厳禁。この先は予約が取れた人のみが入れる世界なのです。

もはや個室。「カプセルホテル」をも凌ぐ空間

下の写真が通路。これはホテルではありません。マイフローラ号の車内です。仕切りの壁が高く、通路側のカーテンを引いてしまえば、左右前後の席の誰にも邪魔されない空間が出来上がります。

座席は一般的な観光バスタイプと比較すると、座面の幅は1.5倍。1席あたりのスペースは横2列×前後2列分のスペースを独占しているので、バスの窮屈さは感じません。
座席のリクライニング角度は155°で、ほぼ「フラット」。寝返りが打てます。
普通の夜行バスでは座席を倒すと、うしろの人に迷惑をかけることもありますが、マイフローラ号はパーティションのおかげでそんな心配は無用です。

ちなみに、パーティションの木材は徳島産とのこと。このバスを運行する会社の海部観光株式会社も徳島に所在しているので、しっかり郷土のことも意識した室内なんです。

「ずっと車内に」佇みたくなる!充実した設備

座席の前面にはモニターが設置されていて、地上波のテレビが見られます。さらに、カーナビの画面も表示でき、今走っている場所が分かります。密かに人気のチャンネルです。

アメニティも充実。室内用のスリッパ、おしぼりのほか、モニタ用のレンタルヘッドホンも用意されています。

コンセントも当然用意されています。例えばお手持ちのスマホもバスに乗りながら充電して、目的地に着いてからもフルで活用できちゃいます。
マイフローラ号の運転手の方に伺ったのですが、途中の休憩ポイントでは「乗られた方が外に出るのをほとんど見たことがない」そう。これも従来の高速バスとは常識が違います。

実際に寝てみました。

体験してみないことにはやっぱり分からないので、同行した社員に寝てもらうことに。結果、リクライニングを倒したとたんに睡魔が来た様子。やばい、このままでは取材しながら徳島に連れてかれてしまう…ということで、慌てて起こしました。

「毛布がフカフカ♪」とのことで、よく見ると、寝具の有名ブランドの京都西川ではないですか。これはすぐに眠りに落ちてしまうのも納得です。
座席だけでなく、毛布にまでこだわるフローラ号。やはり違います。

実は「化粧室」も人気エリア。到着前には争奪戦も

バスの後部の化粧室もとにかく広い。お化粧直しや着替えができるスペースも十分あります。
これだけ立派だと、一人あたりの使用時間が長くなってしまうのが悩みなのだとか。「到着する前にもっと早く起こしてよ!(化粧室使いたかったのに)」という声さえあるそうです。

徹底した「消音」に取り組んでいます

取材したときはエンジンをかけていただいた状態でした。が、車内はほとんどエンジン音がしません。座席が快適だと次は音が気になるということで、徹底的に発生源を絶つ努力を続けているそう。
バスのメンテナンスも一般的なバスにくらべると期間を短くしていて、常に最良のコンディションを保っているんだそうです。この日も車検明けでした。

上の写真は車内のハンガーのアップ。金具の部分よく見てください。チューブでコーティングされています。
この理由は「ハンガーの掛け具との金属音をなくすため」。あまりの静寂さに金属どうしのカチャカチャという些細な音まで響いてしまうので改良したという徹底ぶりです。

就寝の際はドリンクホルダーから缶を抜いておきましょう。ここの音も車内に響き渡ってしまいます。

発売は1カ月前から。金曜、祝前日の便は完売覚悟!

マイフローラ号は東京~徳島を毎日1往復2便運行中です。座席はたったの12。週末や連休中はすぐに満席になってしまいます。
1ヶ月前の午前10時から予約可能。とにかく早い者勝ちです。

四国の入口は実は徳島。四国観光の際にも大変便利なんです。マイフローラ号に乗りたいという理由だけで利用するだけでも十分。
なお、運行する海部観光では、この他にゆったり3列シートマイ・リピート号、3列シートを含め、合わせて4往復8便を運行しています。お好みのバスで徳島へお越しください!
時刻/運賃等の詳細は高速バス.JPマイ・エクスプレスのホームページへ

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