お座敷電車でゆったりのんびり「さくらんぼ狩り」

6月の土日に山梨方面へさくらんぼ狩りに最適な臨時電車が走っているので乗ってきました。お座敷という普段の電車では経験できない空間で。

お座敷電車に乗ってみたかったんです。

お座敷電車とは、車内の中央に掘りごたつ式のテーブルが並んでいる電車。今までずっと乗りたいと思っていたのですが、なかなか乗ることができず…。
決して遠いところで走っているとか、チケットが入手困難とかそんな理由ではなく、「1人で乗るにはちょっと恥ずかしい」ということ。
向かい合わせのテーブルに知らない人が乗ってきたときの気まずさを考えると、いつもチャンスを逃しておりました。今回は社内の旅好きを集めて行く計画を立て、乗る決心を固めました。

行き:川崎から「お座敷山梨さくらんぼ号」

さくらんぼ狩りのお座敷臨時電車は2本あります。
(1)川崎~甲府・竜王:お座敷山梨さくらんぼ号
(2)千葉・新宿~甲府:お座敷さくらんぼ号
概ね山梨エリアに10:00~11:00頃に到着し、帰りは16:00~17:00頃に出発するダイヤになっていますので、さくらんぼ狩り以外にも山梨のグルメを堪能する余裕もあります。

というわけで、いつものように始発駅の川崎駅まで朝から移動。初めて乗るお座敷電車ですから乗る前からワクワクです。
行きに乗る電車は「華」という愛称がある車両。車両の本拠地は栃木県ですが、このような臨時列車のほか、団体専用列車としても使用され、東日本の各地で運行しています。
車内は4~6人区切りでテーブルが並びます。ちなみに、室内は土足厳禁。デッキで靴を脱ぎましょう。

荷物を置いたら早速車内の探検へ。先頭車両には展望席があり、前面パノラマが満喫できます。
この臨時列車では使用できませんが、団体専用で利用するときはカラオケも使用できます。

乗車したのは6月最初の土曜。さくらんぼ狩り号も今シーズン初の運転なのもあってか、乗車率はやや低め。でもその分、ゆったりとお座敷を満喫できました。
出発して2時間経過すると、そこは山梨県。
私が中央本線の中で最も好きなのは勝沼ぶどう郷駅付近を通るときの景色。ここは甲府盆地を見渡せるんです。この日は良く晴れていたので眺めも最高でした。

今回はちゃんと観光しました

いつものパターンなら「花より電車」で、観光せずに帰りの電車に乗るところですが、今日は他のメンバーも連れているので、甲府からレンタカーで南アルプス市のさくらんぼ農園へ。
さくらんぼのシーズンは6月ということで梅雨と被ってしまうのですが、農園内はビニールシートが張ってあるので、たとえ雨でも十分に楽しめます。40分食べ放題で2,000円でした。

その後、北杜市にある和菓子屋へ。昨年メディアで取り上げられて大人気だった水信玄餅が、今シーズンも販売開始になったとのことで行ってきました。水晶のような輝きを放っていて、見ても食べてもおいしい一品でした。
南アルプス市から車で40分ほどで到着します。

帰り:千葉へ「お座敷さくらんぼ号」

グルメも満喫したし、後は帰り。行きと違うお座敷電車になります。こちらの車両は「ニューなのはな」。千葉が本拠地の車両です。

今日はお座敷として利用しますが、普通の座席車にも変身できる車両なのです。

行きはレンタカーを運転する都合上、お酒を飲むことができなかったのですが、あとは帰るだけとなれば飲むしかない!
お座敷のテーブルにお酒、つまみを思う存分広げてちょっとした居酒屋気分。これこそお座敷電車の醍醐味なんだと思います。
電車を降りる頃には若干へべれけになっておりました…

もも、ぶどうのシーズンも運行予定あり!

今回はさくらんぼ狩りとして運行しましたが、もものシーズンの7月、ぶどうの9月、紅葉・ワインのシーズンの11月、いちごの2月にも運行されます。
気になるお値段ですが、新宿~甲府を例とすると、大人は3,940円となります(運賃は2,270円で快速列車のグリーン料金1,670円を加算)。子どもは運賃のみ半額となるので2,800円です。大人については特急「あずさ」「かいじ」号の指定席利用時に比べると若干安くなります(グリーン料金のほうが特急料金より安いため)。
山梨の旅は、たまにはお座敷電車で行くのもいいと思いますよ!

駅員さんによる電光掲示の心憎い演出
駅員さんによる電光掲示の心憎い演出

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