日本初公開!上野の森美術館でシカゴ ウェストンコレクション「肉筆浮世絵―美の競艶」開催。

初代歌川豊国「時世粧百姿図」(一部) 絹本二十四葉 文化13年(1816) ©WESTON COLLECTION

日本美術収集家ロジャー・ウェストン氏所蔵の肉筆浮世絵は、個人コレクションとしては世界有数の規模と質を誇っています。その千点以上のコレクションの中から厳選された約130点が日本初公開!勝川春章、喜多川歌麿、歌川豊国、葛飾北斎、河鍋暁斎など50人を超える絵師たちによる多彩な作品を通して、江戸初期から明治にいたるまでの肉筆浮世絵の流れを知ることができる、またとない展示となっています。

絵師たちが腕を振るった一点物「肉筆浮世絵」

浮世絵といえば、写楽の役者絵、歌麿の美人画、北斎や広重の風景画など、鮮やかな色彩で摺られた版画を思い浮かべる人が多いでしょう。それとは異なり、肉筆浮世絵とは、絵師が絹や紙に筆で直接描いたものを指します。

葛飾北斎「美人愛猫図」 絹本一幅 享和〜文化年間(1801〜18) ©WESTON COLLECTION

量産される版画と違い、一点物の肉筆浮世絵は大変貴重です。絵師たちが腕をふるった肉筆浮世絵には、女性の髪の生え際や華麗な衣装の文様まで精緻に描かれている作品が多く見られます。今回日本で初公開されるウェストンコレクションは、華やかな美人たちの競艶を間近でみられるまたとない機会です。

ウェストンコレクションの大きな特長は美人画を中心としていることです。中でも立姿美人図は100図以上あり、さながら美人コンテストのように贅(ぜい)をこらした衣装やさまざまな髪型の女性が勢ぞろい!時代ごとに並べられた美人画からは、その時代の流行や身分、未婚・既婚なども読み取れます。

喜多川歌麿の新種の肉筆浮世絵を展示!

美人画で知られる江戸時代の浮世絵師、喜多川歌麿が中国の伝説上の仙女を描いた珍しい新種の肉筆浮世絵を発見!展覧会の準備の過程で作品を調査した専門家によって、署名や印章、流れるような描線から歌麿の真筆と鑑定され、このたびの展覧会で展示されます。

喜多川歌麿 「西王母図」絹本一幅 寛政年間(1789~1801)初期頃 ©WESTON COLLECTION

肉眼で見てこそわかる、肉筆の美しさ。

超絶技巧で精緻に描かれた肉筆浮世絵の魅力は、作品を間近で鑑賞することで実感できます。展覧会では至近距離で十分に堪能することが出来るように、最新技術の照明やアクリルパネルを使用しています。
肉眼で見てこそわかる、肉筆浮世絵の超絶技巧。印刷や画面では伝わらない美しさ、“浮世絵美人の競艶”を見に行きませんか?

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人数(大人)

地点詳細

「シカゴ ウェストンコレクション 肉筆浮世絵―美の競艶」 【開催期間】開催中~2016年1月17日(日)
※展示替えがあります。
前期展示:~12月20日(日)まで
後期展示:2015年12月22日(火)~2016年1月17日(日)
【開催場所】上野の森美術館(東京都台東区上野公園1−2)
【開館時間】10:00~17:00(金曜日は20:00まで、入館は閉館30分前まで)
【休館日】毎週月曜日、2016年1月1日(金)、ただし、1月11日(月・祝)は開館
※詳細は公式WEBサイトにてご確認ください
http://weston.exhn.jp/
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